小児科
小児科について
小児科について
- 外来診療日:月曜日・火曜日・水曜日
※当院の小児科(アレルギー専門外来)の受診を希望される方は診療案内の医師担当表で診療日をご確認のうえ受診されるようお願いします。
- 完全予約制
- 特殊外来のため、一般診療は行っておりません。ご了承願います。
(発熱、下痢、嘔吐など)
2019年(令和元年)4月から新規に小児科外来が開設されました。同年8月から入院病棟が開設され、10月からは盛岡市広域医療圏の2次輪番病院として、入院の必要な急患患者さんを受け入れています。また2019年11月からは岩手県アレルギー疾患医療拠点病院に指定されました。少ない常勤医ですが、疾患を絞った専門性の高い診療を提供していきます。
診療内容
子どものアレルギー疾患、消化器疾患を中心に診療を行っています。
- アレルギー疾患:食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症などを診ています。アレルギー専門医2名と小児アレルギーエデュケーター(※)の管理栄養士や看護師が、診療および食事指導、スキンケアを行っています。また呼吸機能検査、呼気NO測定、ピークフロー、吸入指導など検査技師や薬剤師が関わり、多職種の医療スタッフが協力して診療にあたっています。またアレルギー鼻炎に対する舌下免疫療法も行っています。
- 消化器疾患:便秘症、体重増加不良、炎症性腸疾患や機能性腸症など、外科疾患以外の小児のお腹、食事について検査や治療を行います。また消化管発達の面から理にかなった栄養指導を行っていきます。
- その他:夜尿症、低身長、肥満の診療を行っています(紹介患者のみ)。また近隣の医療機関からのご紹介や2次輪番での救急患者に対して診療を行っています。
※ アレルギーエデュケーターとは:日本小児臨床アレルギー学会が認定する資格を持つコメディカル(栄養士、看護師、薬剤師)のこと。岩手県には栄養士2人、看護師1人。
http://jspca.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=24586
アレルギー疾患医療拠点病院として、資格獲得希望者に対し人材育成のための実習など受け入れていく予定です。
診療実績
対象期間 | 1年間 | 2019(R1)年 9月 ~ 2020(R2)年 8月 |
---|---|---|
外来患者数 | 3,615名 | 予約専門外来、輪番急患・時間外 |
入院患者数 | 600名 | (予約)食物経口負荷試験、スキンケア、潰瘍性大腸炎/クローン病、便秘症 (緊急)アナフィラキシー、喘息急性増悪、川崎病、熱性けいれん、呼吸器感染症、消化管感染症、尿路感染症 |
外来経口負荷試験 | 343名 | |
入院経口負荷試験(日帰り) | 398名 | |
舌下免疫療法 | 239名 | 最少年齢 2歳、スギ70名、 ダニ169名 |
実施している検査・治療など
- 食物経口負荷試験、食物依存性運動誘発アナフィラキシーの負荷試験
- 緩徐経口免疫療法、アレルギーエデュケーター管理栄養士による食事指導
- 食物アレルギーハイリスク乳児に対する、皮膚プリックテストおよび離乳食指導
- 外来・病棟看護師によるアトピー性皮膚炎スキンケア指導
- 呼吸機能検査、呼気NO測定
- 舌下免疫療法(スギ、ダニ)
- 腹部などの超音波検査
- 嚥下造影、腹部造影検査
- カプセル内視鏡(小腸・大腸)
- 重症便秘症・遺糞症の糞便除去
- CT、MRI検査
- 睡眠時無呼吸検査、ホルター心電図、その他
社会への貢献など
- 岩手県アレルギー疾患医療拠点病院(2019年11月~)
- 依頼講演(令和元年度):医師 24講演、アレルギーエデュケーター(栄養士)10講演
- 他施設共同治験:3件
医師紹介
-
氏 名 佐々木 美香(ささき みか) 役 職 統括診療部長 出身大学 岩手医科大学 資格・専門医等 岩手医科大学医学部臨床教授
日本小児科学会指導医・専門医
日本アレルギー学会専門医
日本小児栄養消化器肝臓学会理事・認定医
日本消化管学会胃腸科指導医・専門医
日本小児救急学会認定SIメンバー所属学会等 日本小児アレルギー学会 -
氏 名 佐々木 朋子(ささき ともこ) 役 職 小児科医長 出身大学 自治医科大学 資格・専門医等 日本小児科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
インフェクションコントロールドクター所属学会等 日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染学会 -
氏 名 増本 佳泰(ますもと よしひろ) 役 職 小児科医師 出身大学 滋賀医科大学 資格・専門医等 日本小児科学会専門医 所属学会等 日本小児科学会